東光寺は残丘の上に建つ2008年01月04日 18時36分09秒

竜神を祀る神社 池に映える赤がきれいでした
 東光寺は桜井駅から南へ500メートルにある、残丘の上にあります。残丘ということばは聞きなれないかも知れませんが、平野の真ん中にある小山のことです。平野の真ん中に取り残されたということもあたるかも知れませんが、東光寺山は地面の下に岩盤が広がっていて、このこんもりした岩盤が残丘を形作ることになったのでしょうか。辞典では残丘のことをモナドノックともいうなどと記述されていて、大昔、まだこのあたりが海だったころ、水が引き侵食があってまわりが平野になっていったなかで、岩盤だったところが丘として海のなかの島のように取り越されたのではないか、と想像しています。

 正月には泊まり客などがあり、元旦に大神神社にみんなで初詣で。三輪神社は(大神神社とも書く)大変な人出で、混雑をすりぬけて参拝のあと、またあの混雑をかき分ける気分にはなれないので、桧原神社のほうへ行くことに意見が一致。
山の辺の道の散策コースです。山の辺の道には人がすくなく、時折すれ違うひとびとがいますが、閑散としていて、神社のにぎわいからすこし離れると、まったく平穏な田舎の景色です。
 
 人間国宝の刀鍛冶の屋敷を過ぎてすこし行くと、右手に上る土手があり、竜神神社の看板があって、上ってみました。
 山間を通り抜ける風が強く、とても寒かったのですが、池をへだてて俗っぽい宗教施設と思える、赤色に塗られた建物が見えました。古来からの神社ではなくて、新興の宗教施設かと思いましたが、池のほとりを回って行ってみましたら、建物のもう一つ奥にまた池があり、その向こうに赤い垣根と小さな神殿がありました。それがこの写真です。

 寒々とした池面に写るこの景色を一眼レフで切り取ってみました。

お正月には2008年01月04日 20時11分57秒

若い頃から
正月にはいつでもなにかを原点に引き戻そうとしていた
今年こそ日記を継続しようとか
今年こそきっとなにかをなしとげるぞとか
 
決意は三日坊主でたいてい終わるが
その挫折感をすら持たないひとと
もともと決意などしない人との違いはなにか

私は挫折を繰り返す人間のひとりだが
度重なる挫折の繰り返しから学んで
正月になってもなにも決意すまいと思う人間に成長した

それからだ
正月なんかやってこなくとも
いろんなことがいつでも苦もなくこなせるようになったのは

最近の質問と質問者の実験2008年01月26日 11時07分25秒

 Aさんから

 天然酵母パン種を、梅酒用のガラスビンでつくっているがとても倍には膨らんでこない。醗酵は段ボール箱に電気アンカを入れてその上にガラス瓶を置き、毛布を箱の上にかけて保温している、ということです。

 Aさんは思いついて、黒色のビニール袋(ゴミ袋)に瓶を入れて、縁側の日当たりのいいところにおいてみたところ、短時間で醗酵してあふれ出したそうです。
 黒色の袋は熱を良く吸収するので、日当たりのところでは温度が上がるのが早かったということです。

 次に風呂の湯に浸してみたところ、これも短時間であふれるほど醗酵してきたそうです。

 常温とかアンカでは、寒い季節には温度不足で長時間おいたからといって、倍にはふくらまないが、温度があがるとよく醗酵することがわかり、納得できました。

 そのようなお電話をいただきましたので、紹介しておきます。

Q&A(外国の知人からです)2008年01月26日 20時01分55秒

生地のきめが荒いのは?穴がいくつか見えます。
 ナショナルのパン焼器で焼いた食パンです。(写真)

 パン作りの日は、家の中をなるべく暖かくして、天然酵母さんの働く場の環境づくりをしています。アイスボックスに電気アンカをいれて、30度〜35度を維持させてます。

 質問なのですが、
Q1).楽健寺パン工房では、マーガリンを使われるのですが、通常マーガリンは植物オイルを固めてあって身体にはあまりよくないと言われてるようですが、何故バターでなくてマーガリンなのでしょうか?
 
A)最近はマーガリンがすっかりわるもの扱いされていて、東光寺も最近は北海道バターに切り替えています。自然食品店に卸しをしていますので、要望からそうしています。身体によくないという論拠も疑問視もあるのですが。安全な自然食品系統のプラスマーガリンというのを使っていました。バターもほんとうは使わないでもよく、寺で焼くときは胡麻油など使ってます。あまりこだわらなくてもいいと思います。

Q2)きめ粗さですが、きめの細かいパンにならなくて、なぜきめの粗いパンになってしまうのでしょうか?(油脂が少ないせいでしょうか)

A)焼き上がりのきめの荒さが天然酵母パンの特徴です。ドライイーストや生イーストのような穴のないほうが本当はよくないことなのです。菌体数が圧倒的に多いドライイーストなどはキメが細かになります。粉の善し悪し(グルテンの多寡)によって差ができたりしますが、穴があるのが純粋な天然酵母パンの特徴だといえます。かなり醗酵具合がいいときは、きめ細かくなるのですが、ケミカルイーストとのような立ち上がりにはなりません。

Q3)天然酵母の元種を、各種材料を入れて発酵活性化させたものを、パン作りに使いますが、その際、余ったものを、その次の日にパンを焼くのに、そのまま使うことは可能なのでしょうか?1日経ったら、また最初からやらないとダメなのでしょうか?もし可能だったら、余った天然酵母は、次の日までどのように保存すればよいでしょうか?

A)あと2〜3回は焼けます。やや小振りになったりしますが、、、大丈夫です。

Q4)山芋がこちらでは手に入らないので山芋粉を使おうと思うのですが、もし、芋系のもので、ジャガイモや、タロイモ、さつまいも系のヤム、里芋(たまに入手可能)、の中で使えそうなものはあるでしょうか。試してみるしかないでしょうか?
 何かお勧めの食材はありますでしょうか?フルーツは使えないですか?あるいはニンジン、リンゴ、玄米の量を増やしてその3種類ではどうでしょうか?

A)ジャガイモでもいいです。ややできあがりがジャガイモ臭くなるかも知れません。試してみてください。ほかの果物、芋もそれぞれの風味のパンができます。
 新鮮な材料のほうが醗酵状態がいいようですね。

Q5)いろいろな種類のパンを全部同じレシピで作っているのですが、例えばくるみパンを作る際、卵や砂糖を使われるそうですが、楽健寺パン工房では、それぞれのパンにそれぞれのレシピがあるのでしょうか?そのレシピは教えていただくことは可能なのでしょうか?

A)基本はほぼ同じ、山勘と想像力で取り組みます。レシピには頼らないで、何でもやってみて結果を楽しんでいます。aboutの料理に自信をもちましょう。

 まだ色々質問したいことがありますが、また次の機会にさせていただきます。お時間のある時、返信いただければ、ありがたいです。どうぞよろしくお願い致します。